2026-W21 一年の半分にしてサンドボックスシステムを作る
やったこと
音声中国語日記
ChatGPTの音声チャットを使って、その日あった出来事を対話形式で音声で吹き込むようにした。少し前の台湾ドラマ 「零日攻擊」 をみた感想とかね。 やってみて、これはめちゃめちゃいい練習。ただしきつい練習。自分がいかに話せないか、実力を突きつけられるからね。だけど続けたい。成長したいから。
台湾映画「大濛 ( 霧のごとく )」を鑑賞
いい映画だった。「泣ける」とかじゃない。深い映画。
台湾での実際の歴史が絡む話だが、こういった「霧になった」人たちは、いつの時代も、どこの国にもいたんだろうな、と思った。
それにしても、主演級の登場人物に台湾のシンガーソングライター9m88がいてビビった。
サンドボックスシステムを作り上げる
何を作ったか
https://ivix2020.github.io/visual-novel-sandbox/
ブラウザで動くビジュアルノベル。ただしローカル(あるいはクラウド上)のファイル、というかディレクトリを丸ごと読み込む。そしてそのディレクトリ内のmdファイルはObsidian Vaultと親和性の高い文法で構成・記述されている。 例えば次のような感じ。
---
title: 玄関
bgm: rain.wav
---
![[assets/entrance_bg.jpg]]
@ !found_stone
冷たい空気が足元を抜けていく。ここが全ての始まりだ。
土間には、かつて誰かが履いていたであろう ==shoes|祖父の大きな靴== が残されている。
@ found_stone
庭で見つけた石碑の座標が、頭から離れない。
改めてこの玄関を見渡すと、ただの古い家ではなく、何かを必死に隠し、守ろうとしていた「城」のように見えてくる。
土間の靴も、どこか遠い場所へ逃げ延びようとしていた人の、焦りの跡のように感じられた。
### [[living|居間へ入る]] (sfx:slide.wav)
重い襖を開けて、居間へと足を踏み入れる。
### (memory:shoes|土間の靴を見る) (sfx:step.wav)
それは祖父の形見の靴だった。
泥がついているが、丁寧に磨かれた跡がある。
祖父はこの靴を履いて、どこへ向かおうとしていたのだろうか。
Contentをゲームシステムと分離し、かつゲームの展開をテキストベースで記述できるので(ビジュアルノベルなので当たり前だが)、脚本を書く感覚でObsidian上で編集できる = いつでもどこでも作業できる というのが利点だ。
ちなみに前半はターミナルから起動したGemini、後半はAntigravityを使って構築。
期待される効果
ストーリーやギミックを検証する上で、3Dモデルを構築することをすっ飛ばせる、というのが最大の効果だ。人によって「いやいやストーリー書くのはWordで十分やろ、Visual Novel風にする必要あるの?」と思うだろうが、音楽をセッション的に作曲する人がいるように、映像と音楽と文章が混ざり合って作られるゲームという芸術の創作を、なるべくアウトプットを模した形の原稿用紙で描きたい、というのは自然な欲求だと思う。アニメ映画を作るのにストーリーボード(絵コンテ)を使うのと同じことだ。
AIで作ってみた感想
バイブコーディングというやつ。以前にもGeminiやCursorを活用してObsidian Pluginsなどを作ったことはあった。改めてゼロベースで、アイデアを固めていく段階から凝ったやつを作ったのは初めてだ。
なるほどこれは凄いし、確かに普通にコードを書くのが馬鹿馬鹿しくなるくらい早い。午前の前半だけで終えてしまった。まあまあへっぽこプログラマーの私が実力で書いたらこうはいかない。
とはいえプログラミングに知識がない人でも作れる、というにはやっぱりハードルが高いとも思う。エラーコードの意味を理解していないと、10回に1回くらい発生するAIの頓珍漢な暴走を止められず、偉いところに連れて行かれてしまう印象。
その他気になったこと
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